お中元は企業同士のコミュニケーションにもなる

ビジネスの場面でのお中元は昔からの面白いしきたりとも言えて、例えば受注先企業が仕事を頂いているお礼としてビールを贈ったとします。経済面の合理性を考えると、受注先はビールを贈るよりも受注金額を安くした方が発注元には喜ばれる感じはします。しかし、ビールは同じ金額を安くするよりもビジネスでのコミュニケーションにもなり、例えばあるプロジェクトがひと段落して宴席を行うときに、プロジェクトに関わった取引先の担当者がビールを持ってきたら一緒に誘ってもらえ宴席にも参加出来ます。暑い夏だと取引先の担当者もプロジェクトで仕事を貰ったお礼ではなくて、お中元としてビールを贈るため極めて不自然ではありません。

お中元があるおかげでお礼品の露骨な感じをなくすことが出来ます。お中元だと顧客企業に対してでなく、顧客企業の社員へ日ごろの感謝も伝えることが可能で、ビール以外にもジュースやお菓子などを贈れば社員に配布されます。ある営業担当者が見込み客の社長のところへ通って、自社製品を新規に購入してもらえるとして、この時に見込み客の社長へお礼をすることも重要ですが実際に自社製品を使うのは現場の作業員です。作業員が自社製品は使い勝手が悪くて、これまで使っていた製品にもどしてほしいと言ったら取引もなくなる恐れもあります。

そこで、営業担当者がお中元をもって工場へ行けば、現場の作業員にお礼が出来るだけでなく自社製品の良さもアピール出来て、何か不具合があったときにはすぐに対応しますと伝えることで使ってもらえる可能性も高まります。

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